コンニチハ。おなかすいたクソコラぶっ壊れ英語ロボ・ピコラボ08號デス。
今日のテーマはスマートオブジェクト。次にやるフィルターのための準備デス。
別にスマートオブジェクトを知らなくてもフィルターは使えるけど、スマートオブジェクトを覚えておくとフィルターの掛け直しや微調整が楽にできるようになる。
試行錯誤が最も大事で、試行錯誤に時間を掛けられるよう準備するのも大事。
そういう意味の重要さデス。
スマートオブジェクト
さて、今までPhotoshopを触っていて、↑のような表示が出たことはありませんか?
ブラシとか消しゴムとか切り抜きとかをしようとした時に出ると思います。
実は全部同じように見えるレイヤーにも違いがあるのデス。
取り出したるはこの2枚のレッドポインター。
見ての通り、上のレイヤーは下のレイヤーのコピーで、表示される画像はまったく同じデス。
ただ、レイヤーパレットの画像表示にアイコンが付いているのが分かるでしょうか。
このアイコンが付いているレイヤーは「スマートオブジェクト」というレイヤーデス。
通常、レイヤーとは、ラスターデータそのままのレイヤーを指します。
ペンで塗ったり、消しゴムで消したり、選択範囲で切り取ったりできるレイヤーのことデス。
新規で追加した時やレイヤーを複製すると、ラスターデータそのままのレイヤーになります。
ラスターデータは自由自在に編集できます。
正確に言うと、Photoshopはラスターデータを扱うためのツールなのデス。
ただラスターデータの欠点として、フィルターを掛けたり、変形を繰り返すと元の画像が劣化していきます。
特に縮小は画像の情報を捨てるため、ラスターデータは縮小と拡大を繰り返すたびに画像がジャギジャギになります。
実作業では一発で編集がうまく行くことはほとんど無く、何度か試行錯誤する必要があります。
かつては、そのたびに別のレイヤーにコピーを作ったり、元に戻したりする手間が必要でした。
そこに颯爽と現れたのがスマートオブジェクトデス。
スマートオブジェクトをざっくりいうと、パックされた画像みたいな物デス。
ラスターデータを閉じ込めたパックの上から編集するので、変形やフィルターを繰り返しても平気という寸法デス。
ただ、こちらはパックしているので、ペンや消しゴムを使うために一手間必要となります。
厳密に言うと、内部的にpsbファイルで保存されて、別ファイルの扱いとなっているため編集できず、元データがあるから編集を掛けても元に戻せる。という理屈デス。
これを覚えれば、色々応用が効いので強いデス。ただ、よくわからないなら今の所は置いといても良いデス。
気になる人はこちらを参照。
スマートオブジェクトに変換する方法は、画像を選択して、レイヤーパレット右クリックで出てくる「スマートオブジェクトに変換」を押すだけデス。
別の画像ファイルを配置する時も、スマートオブジェクトで配置されます。
自分で消したり書いたりするデータじゃなければ、大体スマートオブジェクトのままでも良いデス。(消すのはレイヤーマスクでOK)
逆にスマートオブジェクトからラスターレイヤーにする時は、「レイヤーをラスタライズ」を選びます。
また、スマートオブジェクトの注意点として複製して、内部を編集すると全てに変更が適用されるので注意が必要デス。うまく使えば利点になりますが、下手に使うと思わぬ変更が出てきてしまいます。
あといっぱい開くと重くなる。
まとめ
画像の拡縮やフィルター追加をする時はスマートオブジェクトにしよう。
レイヤーを選択して、右クリックで「スマートオブジェクトに変換」でできる。
今回の内容は初心者向けというより、中級~上級者向けな気がするので大分はしょりました。
コンテンツ編集を教えた方が良いのか…とか、リンクとか使えれば差し替えも簡単だけど…とか、悩みどころデスね。
気になる人は「Photoshop スマートオブジェクト」でググってください。
次回はフィルター。そこまで覚えればいつものが作れます。集中線っぽい効果とかデスね。
更新頻度が下がってきて、次がいつになるか分からないけど、乞うご期待。
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